「楽に仕事をしたいのが人だから。」
と言う人たちに、出逢ったんです。
しかも、2人も！
何の引き寄せ、でしょうか。
初めて、その言葉を聞いたとき、
一瞬思考回路が停止し、
何言っているんだろうこの人。
と思ったのと同時に、とてつもない怒りが出てきました。
自分でも不思議なくらい怒りエネルギーと共に、
「面白い考え方ですね。私にはその考え方はありませんでした。」
と、感情を押し殺し、なんとか笑いに変えて答えました。
そして、そのあと、あのお腹の底から湧き出てきた怒りのエネルギーは何だったんだろう？と、考えてみました。
出てきた答えが、
「そのレベルの考え方と一緒にするな。」という怒りだったんですよね。
私も、大概偉そうです(笑)
楽に仕事をしたいと思うのが人。という考え方
楽にしたい。
もちろんその考え方は、人間が発展する上では重要なファクター（要素）です。
人の楽になりたいという感情から、楽にするにはどうしたらいいのだろうと考え、技術開発が進み、新しいものが生まれ、経済が発展してきたという事実があります。
例えば、東京から名古屋間、歩いたら25日ほど。
それが、車が開発され、高速が整ったことで、５・６時間ほど。
さらに、飛行機なら、たった1時間！
そうやって、技術の発展とともに、生活は便利で楽になってきました。
楽になった分セーブした時間で、新たな発展のために尽力する。
新たなことを始める。
そのようにして、私たちは生活や文化や技術を発展させてきたのだと思います。
ここ最近、技術の発展がそろそろ飽和状態になってきたのかもしれません。
そのためか、「楽」の使い方が、どうやら違う方向に向かっているような気がします。
何事も「楽に」。
楽に、お金を稼ぎたい
楽に、自分の希望を叶えたい。
楽に、幸せになりたい。
楽になるために、
意見を言わず、軋轢を生まず、他人摩擦もなく、楽に稼ぎ、楽に生きる。
そいういう、考え方がまん延しているように思えます。
これが悪いのかも、良くないのかも、私にはわかりません。
何となく、日本の経済が右肩下がりになってきている理由が、ココにあるのではないかと思うのです。
日本の経済のためにとか大きなことを言っているつもりはありません。
ただ、楽にお金を稼ぎ、楽にご飯をたべ、楽に生きる。
そのような生き方は、本当に幸せなのでしょうか。
そんな「楽に」の人たちが増えた世界は
そして、万が一にも
そのような生き方をする人達が多くなってしまった世界では、需要と供給のバランスは保てるのでしょうか。
ちょっと、恐ろしい・・・。
きっと私のブログを読んでくれているあなたは、何かを成し遂げたいと思っている人に違いありません。
何かを変える想いやパワーを持っているあなたは、大げさでも何でもなく
本当に、貴重な存在。
そんな世の中にならないように、一緒に、踏ん張りましょう(笑)
本日は、少々暗めな内容になってしまいましたが、今日もお疲れ様でした。
良い週末をお過ごしください♪
Have a good weekend!
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