夢・理想があっても、時間がない、お金がない、知識がない、と
まだ一歩も進めずにいる。そんなことありますよね。
理想があっても、現実とかけ離れ、
周りからは「現実、見て!無理でしょう?」と諭される。
そして、諦めてしまう。
【理想は必要がないのか】
果たして理想は、本当に必要がないのでしょうか。
先日、
今後どういう方向に向かって仕事を進めていくかを話し合うため
プレゼン資料作ってみてもらったところ
「非現実的で夢物語にしか聞こえず、興味ない」
とズバっと言われました(笑)
未来に対する理想とそれに対する目的、現状を
示したものだったのですが
「そんな理想を言う前に、現実見ろよ。」
といったところでしょうか。
でも、
本当にそうなんでしょうか。
【現実を見るのが正解?】
例えば、
「大盛のカレーを食べたい」
でも今は、500円しかない。いつも行くカレー屋さんは普通盛りでも700円だ。
仕方がないから、
コンビニでカレーカップうどんとおにぎりを買おう。
諦めてしまう。
でも理想の状態をこう考えてみましょう。
お腹いっぱいのカレーを食べること
ならどうでしょう。
スーパーに言って安い食材を買って
沢山のカレーを作る。
そうしたら、理想の状態になるかもしれません。
【理想の状態から見る施策を打て!】
現実から考えたら
今ある情報・知識・人脈・お金・時間の範囲でしか動けなくなります
そして諦める。
でも、
理想の状態を考えたうえで
- 現状を考え
- 差分をはじき出し
- 現状と理想のギャップを埋める課題を出し
- 施策(行動)に出る
そうすると
一気に現実に落としこむことができ、
理想が叶う確率がぐんと上がります。
先ほどの例で言うと、
理想の状態、カレーをお腹いっぱい食べる
1.現状:
・500円しかない
・冷蔵庫にはカレールーとお米
・鍋、包丁などの調理道具あり
・時間はいくらでもある
・お財布には500円のみ。
2.差分:
・カレーがない
・カレーの材料が足りない
3.現状と理想のギャップの課題:
・人参・玉ねぎ・肉を買う
・おいしいカレーの作り方が分からない。
4.施策(行動)を打ち出す:
・安売りのスーパーをネットで検索
・そのスーパーに行って食材を買う
・おいしいカレーの作り方を検索
・調理をする
どうでしょうか。
なんとなく、理想の状態になれそうじゃないですか?
【まとめ】
昨日行われた経営塾に行ったのですが
その時に先生(師匠)が、終わりのころに
ボソッとつぶやいたんです。
「殆どのトップはみんな、絶望している。
(まわりの人に)想いを伝えても伝わらない。
(ほとんどの人は)利害でつながる。
(でも、)夢・希望の原点でいないとダメなんだ」
そう、
「夢物語。」だと揶揄されても
その原点は夢・希望であることが
仕事をしていく上、人として幸せに生きていく上で
大切なのではないでしょうか。
しみじみと考えさせられた本日でした。