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「相手の話を聞く」ということは、相手の言葉をそのままの意味で受け入れること

最近ですね。
仕事の関係で新しいソフトウエアの勉強をしているのですが、まぁそれが大変。

元々同じようなソフトウエアに十数年かかわってきたので、行けるだろう・・・と思ったのが大きな間違い。
その仕様は全く異なり、ソフトウエアにありがちな「月日を追うごとにリクエストされた機能」というやつが、どんどん追加されていって、良くわからないアイコンが並ぶ並ぶ。
ソフトに文句を言っても仕方がないけれど、それなりに大変なソフトウエアなのです。

とはいえ、毎日1時間30分も!私のためだけに時間を取ってくれる先生がいて、本当に恵まれている環境。

恵まれた環境なハズなのに、私といえば、「イヤー誰か助けて―、ホント辛いー」っと、心中で叫んでたりします。
って、今日は、辛いお話をしたいわけではなくて、何かを学んだり、自分以外の人と向き合う時のお話。

相手の話を聞く

相手の話を聞くシーンって、仕事でもプライベートでも、色々ありますよね。

コミュニケーションをとるうえで、気にも留めずにやっている「相手の話を聞く」ことですが、実際に、目の前の「相手の話を聞く」ということを、意識してやったことありますか?

小さいころから、「先生の話はよく聞きましょう」とか言われていましたよね。しかも、しゃべらず静かに。
なので、日本人ならほぼ99%の人が、人の話を聞くという姿勢というのは知っています。

でも実は人は、自分が聞きたいことしか聞きませんし、都合よく解釈をしますし、時々都合悪くも解釈してしまいます。

私自身もホントそうだなぁと思うことが多々あり、よく反省しています。もちろん、わざとではなく、無意識に、ですが。
(それで困ることって実のところそれほどないのですが、本当に困るときは、周りの人が助けてくれたり、フォローしてくれたり、本当に感謝です。)

では、相手の話を聞くってどういうことでしょうか。

相手の言葉をそのままの意味で受け入れること

さて、「相手の話を聞く」ってどういうことかっていう話なのですが、相手の言葉をそのままの意味で受け入れること。

違う言い方をすると、自分の思い込みや自分の知識をまずは横に聞き、相手の話の全てを受け入れること。

これが意外と難しい。

自分の思い込みや知識を前提で話を聞いて分かった気でいたり、下手すると「知ってます」なんていうことを言ってしまったりするんですよね。
間違った解釈や、勘違いしていることだって考えられ、ゴールがどんどん遠くなってしまうのです。

例えば前置きで話したソフトウエアの話。
今現時点では、私はそのソフトウエアは使えず、先生はソフトウエアを使えている。その先生のようにソフトウエアを使えるようになるには?どうしたら最短で学べるでしょうか。

答えはシンプル。

その先生の話を100%そのまま聞いて、そのまま実行すればいいだけ。

本当に、シンプルなお話。

だけど、これがまず難しい。(2回目)
その理由といえば、頭でわかっていても、自分の知識とリンクさせようとしてしまう。そうすると、余計な事まで考えてしまい、結局やりたいことができなく、時間ばかりが過ぎてしまうというループに入ってしまうわけです。

自分の思い込みや知識を混ぜたら、ダメなんです。

3日目にコレを思い出し、そのまま聞いて勧めたら、だんだんスムーズに進み、さらに自分にとってベストなアドバイスまで頂けるようになりました!

考えてみれば、守破離(しゅはり)の「守」と一緒ですね!

まずは、守。師匠の教えをそのまま実行する。
破。習得した技術や知識を、自分の持っている知識と見比べいいところを見出す。
離。師匠の元から離れ、よりよいものを生み出す(進化させる)。

繰り返しになりますが、
相手の話をそのまま聞くということは、自分の思い込みや解釈を一切入れずに、聞くということです。

そうすると何が起こるのか?

相手の話を自分のこだわりなしに聞き、それを素直に受け取ると、相手のやってほしいことが分かりそのまま行動できるということが起こります。
上司からの依頼でも、お客様の依頼でも、そのまま聞いてやったら、喜ばれた!ということが起こったりもします。

今回のように自分が教えを乞う立場の場合は、素直に受け入れることができ、最短で学ぶことができます。
さらに、自分にとって最適なアドバイスまで得れるようになります。

まとめ

これを読んでくださっている皆さんは、きっと会社員だったり、個人で仕事されている方も、会社を経営されている方もいらっしゃるかと思います。
是非、自分以外の相手とコミュニケーションをするとき、相手の話をそのままの意味で聞いてみてください。

新しい気づきがあるかもしれません。

余談です。

コトチカがお仕事を承るとき、ヒアリングをさせていただくのですがその時この0-100で聞くということをやっています。

そうすると、不思議なことにその人のビジネスの必要なところや発信すべきところ、大切なところ、本質がだんだん見えてきます。
これががまた本当に面白い。

見えていなかった地図が、目の前に広がるイメージ!話が膨らみ、1時間のところ、2時間超えても話し込んでしまう場合もあったりします。

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